・バルミューダトースターとアラジンの違いは何?
・どちらを選べば失敗しない?
そんな疑問を解決します!
私自身はバルミューダを10年間愛用中。毎朝のトーストが感動するほど美味しく焼けるので、正直「もう他のトースターには戻れないな…」と思っています。
ただ最近、レトロで可愛い見た目が人気のアラジンにも興味がわいて、実家にあるモデルを何度か試してみました。
そのうえでたどり着いた結論は…
パンのしっとり・もっちり感にこだわるなら、やっぱりバルミューダ一択!
アラジンはサクッと軽めの焼き上がりが得意で、加熱のスピードやコスパも魅力。でも、「パンそのものの美味しさを引き出す力」は、やっぱりバルミューダのスチームトースターが圧勝だと感じました。
この記事では、実際に両方を使ってみた経験をもとに、
- 加熱方式の違い
- 焼き上がりの食感
- 機能・操作性
- デザイン性
- 価格・コスパ
などをわかりやすく比較しながら、「どんな人にどっちがおすすめか?」をお伝えしていきます。


バルミューダトースターとアラジンの比較まとめ【一覧表】
比較項目 | バルミューダ トースター | アラジン トースター |
---|---|---|
加熱方式 | スチーム+温度制御 | 遠赤グラファイトヒーター(0.2秒で発熱) |
焼き上がりの食感 | 外カリ・中ふわ/しっとり・もっちり | 外カリ・中軽め/サクサク・カリカリ |
焼ける枚数 | 2枚まで | 2枚・4枚モデルあり |
焼き時間 | 約4分 | 約2分(高速) |
機能性 | パン専用モード(トースト・クロワッサン等)+スチーム | グラタン・ピザ・冷凍食品対応、焼き色・温度調整可 |
デザイン | モダン・ミニマル/ブラック・ホワイト・ショコラ等 | レトロ・ヴィンテージ/グリーン・ホワイト |
価格帯(目安) | 約30,000円前後 | 約10,000円前後 |
おすすめな人 | パンを主役にしたい人/しっとり食感派 | 時短・多用途派/レトロデザイン好き |
バルミューダトースターとアラジンの違いを詳しく比較
バルミューダとアラジン、どちらも「パンを美味しく焼く」ための人気トースターですが、その仕上がりや使い勝手にはけっこう大きな違いがあります。
ここでは実際に両方使ってみて感じたことを交えながら、主な違いを5つに分けて詳しくご紹介します。
① 加熱方式と焼き上がりの食感
項目 | バルミューダ | アラジン |
---|---|---|
加熱方式 | スチーム+温度制御 | 遠赤グラファイトヒーター |
食感 | 外カリ・中しっとり・もちもち | 外サク・中ふんわり軽め |
バルミューダはスチームで“しっとりもちもち”に仕上げるのが特徴。水を小さじ1杯入れるだけのひと手間で、パン内部の水分を閉じ込めながら、外側を絶妙に焼き上げてくれます。
朝のトーストはもちろん、バゲットやクロワッサンも「パン屋さんの焼きたて!?」と思うくらいふんわり香ばしくなります。
一方、アラジンは“スピード高火力”が売り。0.2秒で発熱する遠赤グラファイトヒーターが表面を一気に焼き上げ、軽やかでサクサクした仕上がりに。
私の感覚では、「もっちりしっとり系のパンが好きならバルミューダ」、「サクカリ系の軽めトーストが好きならアラジン」がぴったりだと思います。
② 焼ける枚数・焼き時間のスピード
項目 | バルミューダ | アラジン |
---|---|---|
焼ける枚数 | 2枚まで | 2枚/4枚モデルあり |
焼き時間(目安) | 約4分 | 約2分(2枚モデルの場合) |
朝の時間が限られている方にとって、焼き時間も重要ポイント。
バルミューダは1回で2枚まで、焼き上がりは約4分が目安。スチームでじっくり火入れするぶん、多少時間はかかりますが、納得のおいしさです。
アラジンは加熱の立ち上がりがとにかく早く、2枚なら約2分で焼ける速さが魅力。また、家族が多い方には4枚焼きモデルもあるので、朝食が時短できます。
「1分でも早く食べたい!」という朝型さんにはアラジンがぴったり。一方で、「朝ごはんをちょっと豊かに楽しみたい」派には、バルミューダの余裕ある仕上がりが心地よいと思います。
③ 機能の違い|シンプルvs多機能
項目 | バルミューダ トースター | アラジン トースター |
---|---|---|
特徴 | パン専用モード(スチーム+温度制御) | 多機能(グラタン・ピザ・冷凍食品対応) |
調理モード | トースト/チーズトースト/クロワッサン/フランスパンなど | 冷凍ピザ/冷凍フライ/グラタン/トーストなど豊富 |
温度設定 | モードごとに自動 | 自分で細かく設定可能 |
バルミューダは、「パンをとにかく美味しく焼く」に全振りしている設計。モードを選んで水を入れるだけで、毎回ベストな焼き加減に仕上がります。説明書いらずで直感的に使えるのも魅力。
一方、アラジンは多機能型で「焼く」「温める」だけでなく、冷凍食品やグラタンなどの調理も可能。手動で温度やタイマーも調整できるので、「家族の料理も一台でまとめたい」人にぴったり。
“パンの焼き加減”に集中したいならバルミューダ、“トースター1台で何でもこなしたい”ならアラジン、という住み分けになります。
④ デザインの違い
項目 | バルミューダ | アラジン |
---|---|---|
デザイン | ミニマルで現代的 | レトロでかわいい |
カラバリ | ブラック、ホワイト、グレー、ショコラなど | グリーン、ホワイト(アイボリー寄り)など |
バルミューダは、「無駄を削ぎ落とした美しさ」が魅力。フラットで直線的なデザインは、北欧系やモダンインテリアとも相性抜群。筆者宅でも、バルミューダの存在感は“家電”というより“インテリア”の一部です。
対して、アラジンは“レトロであたたかみのある”ルックス。特にグリーンカラーは、ナチュラルテイストやカフェ風キッチンにぴったり。やさしい印象を与えてくれます。
「生活感を出したくない」「デザインにときめきたい」なら、私は迷わずバルミューダを選びます。
⑤ 価格の違い
項目 | バルミューダ | アラジン |
---|---|---|
価格帯 | 約24,000~38,500円前後(モデルにより) | 約10,000〜20,000円前後(モデルにより) |
価格帯は約1万円以上の差がありますが、体感的な満足度にはそれ以上の差があると私は感じています。
バルミューダは「パンをおいしく焼く」ことにとことんこだわった結果、やや高価。でも、いつもの食パンがパン屋級になる体験を毎日味わえると思えば、高くはないと思いました。
アラジンは多機能でこの価格帯なので、コスパという点では非常に優秀。特に“家族全員で使いたい”“料理もこなしたい”というニーズにぴったりです。
私にとっては、“パンが主役の朝食”を楽しめることが毎日のモチベーション。だからこの価格は“贅沢”ではなく“投資”でした。
バルミューダ トースターがおすすめな人
- パンがとにかく好き。毎朝ベーカリー気分を味わいたい
- しっとり・もちもち食感のトーストが好み
- 家電の見た目にもこだわりたい
- スチーム機能でパンの美味しさを最大限に引き出したい
我が家は10年使ってもまだ現役。
焼き上がるたびにふわっと香る小麦の匂い、カリッとした耳、もっちりの中身…。バルミューダがあるだけで、「パンを焼く」が毎日のちょっとした楽しみに変わります。
アラジン トースターがおすすめな人
- 忙しい朝でもサクッと焼きたい(焼き時間の短さ重視)
- 冷凍食品やお惣菜もトースターで調理したい
- レトロで温かみのあるデザインが好き
- 家族で使うから4枚焼きモデルが便利
実家にプレゼントしたら、「ピザの仕上がりが最高」と喜ばれました。
0.2秒で発熱するグラファイトヒーターは伊達じゃなく、冷凍ピザやフライ系のお惣菜も外カリ中アツに。「時短×サクサク仕上げ」を求める方にぴったりです。
まとめ|パンの美味しさにこだわるなら、やっぱりバルミューダ
バルミューダ トースターとアラジン トースター、どちらも実際に使ってみて一番強く感じたのは、
「同じ食パンでも、焼き方ひとつでここまで味が変わるんだ」という驚きです。
- パンを主役にしたい・毎朝のトーストが楽しみな人 → バルミューダ トースター
- 忙しい朝にパパッと焼きたい・色んな料理に使いたい人 → アラジン トースター
どちらも魅力的なトースターですが、私はやっぱりバルミューダ派。
10年経った今でも、あの外カリ中ふわの感動が毎朝楽しめることに、静かな幸福を感じています。
「焼きたてのパンで1日がちょっと楽しくなる」
そんな暮らしを叶えてくれる、特別な1台を探している方に、心からおすすめしたいです。

